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認知症の症状ー行動・心理症状とその支援 [認知症]

こんにちは!
ハム吉です。
介護に疲れていませんか?
息抜きも必要ですよ。

さて、今日は認知症の症状ー行動・心理症状とその支援についてです。

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周辺の人が疲弊するもの盗られ妄想
しまい忘れをきっかけに、妄想が起きます

大事なものをしまい忘れる・・・中核症状(記憶障害)
 いつもと違う場所に預金通帳をしまいこみ、そのことを忘れる。

自立心が強い性格、心ならずも家族に迷惑をかけている状況
 人に頼らず、自立して生きていきたいという気持ちから、自分が忘れるわけなどない(忘れることが受け入れられない)という思いが現れる。

もの盗られ妄想
「通帳がない!」そばで世話をしてくれている人が盗んだ!と言う。


なくした物が出てくればそれでおさまる妄想ですから、周囲の人はあまり深刻にならず、疑われている介護者が疲弊しないように、心理的な支援をすることが大事です。
こういう妄想は、時期が来れば自然に見られなくなります。


このもの盗られ妄想ですが、以前テレビでもやっていました。

認知症物盗られ妄想は、自分が失くしたとは全く思っていません。
ほとんど探す事もしないです。
ない=盗まれたとなっている場合が多いようです。

物盗られ妄想は、デイサービスやヘルパーを利用しながら在宅介護が出来ている、またはケアハウスなどが利用出来ている、認知症の初期の人には見られる事が多いです。
認知症の中期以降で特養などの施設入所になるようなレベルになると少なくなります。

また物盗られ妄想は、圧倒的に女性に多く見られます。
盗まれたと訴えられるのは、財布や現金が多いのですが、貯金通帳や宝石類なども訴えに出てきます。

物盗られ妄想で盗んだとされるのは、介護をしている時間が長い人が多くなります。
また何でも言いやすいお嫁さんや娘さんが多く、ヘルパーやケアハウスなどでは、施設の職員に疑いの目が向きます。

分かっていても盗ったと思われ言われるのってつらいですよね。


物盗られ妄想への対応

間違いを指摘すると興奮を酷くしてしまう

「あなたが盗った」と言われると「盗っていない」と言いたいところですが、自分の考えに間違いはないと思っているので、騙されるものかと思われるだけで解決にはなりません。
また「盗られたのではなくあなたが失くした」などと責めたりすると、自分は間違えないとか、きちんと出来ているという思いを否定される事になるので、逆上してしまう場合があります。

別の話題に変えると興奮が治まりやすい

物盗られ妄想が出ている時には、興奮している事が多いので、探しながらご本人が好きな番組とか食事の話など、別の話を切り出すとよいでしょう。
また介護施設の職員など親しくない人間では、大勢で対応するより1対1で対応するほうが良いのですが、家族の場合はご本人に物盗られ妄想がある事を理解している、別の家族を呼んで一緒に探し出し、1対1にならないようにすると、注意が逸れて治まる場合があります。

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認知症の症状ー中核症状 実行機能障害 [認知症]

こんにちは!
ハム吉です。
今回は前回の続きで認知症の症状についてです。

認知症の症状に中核症状があり、その中に記憶障害と見当識障害、理解・判断力の障害があることをお話ししました。

今日は実行機能障害からです。

中核症状4-実行機能障害
健康な人は、頭の中で計画を立て、たとえ予想外の出来事が起きても、適切に対処することが出来ます。
認知症になると、計画を立てたり、按配したリすることが出来なくなり、日常生活を首尾よく営めなくなります。

計画を立て、段取りをすることが出来なくなります。
・健康な時であれば・・・
スーパーマーケットで大根を見て、みそ汁を作ろうと思ったら、「冷蔵庫に油揚げがあったから一緒に入れよう」と考えて買い物をします。

実行機能障害が起きると・・・
冷蔵庫の油揚げの存在を忘れているので、大根も油揚げも買ってしまいます。
夕食の準備に取り掛かった時は、買ってきた大根も油揚げも忘れて、冷蔵庫を開けて目に入った別の食材でみそ汁を作ります。
このようなことが繰り返され、油揚げが冷蔵庫にあふれるといったことがになります。
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同じ食材が冷蔵庫に溜まりだしたら注意!


保たれている能力を活用する支援を
そばで見守り、声をかける人がいれば、料理を作ることが出来ます。
「今日のみそ汁は、大根と油揚げだよね」「炊飯器のスイッチはそろそろ入れた方がいいかな」と言ってくれる人がいれば、食事の準備が出来ます。
ちょっとした支えで、認知症の人には出来ることがたくさんあります。


中核症状5-その他 感情表現の変化など
認知症による記憶障害、見当識障害、理解・判断の障害のため、周囲からの刺激や情報に対して正しい解釈が出来なくなることがあります。

認知症になるとその場の状況が読めなくなったりします。
認知症の人は周囲の人が予測しない、思いがけない感情の反応を示すことがあります。
例)
「そんな馬鹿な!」という言葉を、その場の状況を読めないで、自分が「馬鹿」と言われたと思い、怒り出してしまうことが起こることがあります。


認知症の症状ー行動・心理症状とその支援
記憶障害などの中核症状がもとになり、本人の性格や素質、周囲の環境や人間関係などが影響して出現する症状を「行動・心理症状(BPSD)」と呼びます。

元気がなく、引っ込み思案になることがあります
自信を失い、すべてが面倒に
・周囲が気づく前から、本人は何かおかしいと気づいています。
・これまでテキパキできた料理も手順が悪く、時間がかかるうえに、うまく出来なくなります。
「味が違う」「おいしくない」などと言われ自信を失います。
客には出前を取り、毎日の食事も出来合いのお惣菜ですますようになったりします。
・家の整理整頓や掃除も出来なくなります。 
 片付けるつもりが散らかって収集がつかなくなり、室内はごちゃごちゃ、大事なものは見つからなくなってしまうことになります。
・意欲や気力が衰退したように見えます。
 うつ病とよく間違われます。
 周囲からだらしなくなったと思われることもあります。
・すべてが面倒になり、以前は面白かったことでも、興味がわかないという状態が出てきます。


将来の望みを失ってうつ状態になる場合も会あります。
能力の低下を強く自覚し、密かに認知症に関する本で調べたりしている人もいます。自ら認知症を疑って将来に望みをなくし、うつ状態になることがあります。

本人に恥をかかせないよう、自信をなくすような言葉は避け、本人の尊厳を傷つけるようなことがないようにすることが重要です。

・「できることをやってもらう」ことは必要ですが、出来たはずのことが出来なくなるという体験は、本人が自信を無くす結果になって逆効果です。
自分の能力が低下してしまったことを再認識させてしまってはますます自信を失わせます。

それとなく手助けをして成功体験に結び付ける支援が重要です。


身の回りの動作に支障が出てきます
認知症が進行すると、入浴、更衣、排泄、食事など、基本的な生活動作に援助を必要とします。

排泄の失敗を例に
排泄の失敗は、本人にとっても非常にショッキングな出来事です。
失敗の原因は、いろいろあることを理解しておくことが必要です。

トイレの場所がわからなくなります。
場所の見当識障害。初めは夜間だけですが、その後日中でもわからなくなります。
トイレの場所を分かりやすく、風呂場、玄関のたたきなど、トイレと間違いやすい場所のドアを隠す。夜間は、廊下の明かりをつけておく、トイレの明かりをつけドアを開け放しておくといった対応が考えられます。


衣類の着脱に手間取って汚してしまうことが起こります。
脳血管性認知症で運動障害がある場合、アルツハイマー型認知症で更衣が上手く出来なくなっている場合など。
脱ぎ着に時間がかからない衣服で着慣れているものにします

尿意便意を感じにくくなります。
排尿、排便の周期を観察して、定期的なトイレの誘導で対応できます。

排泄の失敗には前立腺肥大や膀胱炎など、身体の病気が原因のこともあります。本人が痛みなどの異常を感じにくくなるということもあります。周囲の人はこの視点からも気に掛ける必要があります。

今回はここまでです。
介護に負けないでね。

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認知症の症状ー中核症状 [認知症]

こんにちは!
ハム吉です。
アルツハイマー型認知症の母は今日も元気で暑い中買い物に行きました。
何を買いに来たか忘れることはあるようですが、一人で出かけて帰ってきます。
ただし、携帯は必ず持たせます。

今回は前回の続きで認知症の症状についてです。


中核症状2ー見当識障害
見当識とは、現在の年月や時刻、自分がどこにいるかなど、基本的な状況を把握することです。
見当識障害は記憶障害と並んで早くから現れます。

見当識障害は、時間や季節感の感覚が薄れることから現れます。
・長時間待ったり、予定に合わせて準備することが出来なくなります。
--何回も時間を聞いたりします。
・進行すると、日付や季節、年次の感覚も薄れてきます。
--季節感のない服を着たり、自分の年が分からなくなったりします。

道に迷ったり、遠くに歩いて行こうとします。
・初めは
  方向感覚が薄らいでも、周囲の景色をヒントにすれば道を間違えることはありませんが、暗くなると道に迷うになります。

・進行すると
  近所でも道に迷ったり、夜、自宅のお手洗いの場所が分からなくなったりします。
到底歩いていけないような距離を歩いて出かけようとするようにもなります。

人間関係の見当識はかなり進行してから現れます。
・周囲の人との関係が分からなくなります。
  80歳の人が50歳の娘に向かって、おばさんと呼んだりします。
  亡くなっているはずの母親が心配しているからと、
  遠く離れた郷里の実家に歩いて帰ろうとします。
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中核症状3-理解・判断力の障害
認知症になると、物事を考えたり判断にも支障が出てきます。
①考えるスピードが遅くなります。
  時間をかければ自分なりの結論に至ることが出来ます。
②二つ以上のことが重なるとうまく処理できなくなる。
  一度に処理できる情報の量が減ります。
  念を押そうと長々と説明すると、ますます混乱します。
  必要な話はシンプルに表現することが重要です。
③いつもと違う出来事で混乱しやすくなります。
  お葬式での不自然な行動や、夫の入院で混乱してしまったことから
  認知症が発覚する場合があります。
  予想外のことが起こった時、補い守ってくれる人がいれば日常生活は継続できます。
④目に見えないしくみが理解できなくなります。
・目に見えないメカニズムが理解できなくなります。
--自動販売機や交通機関の自動改札、銀行のATMなどのまえではまごまごしてしまいます。
--全自動の洗濯機、火が目に見えないIHクッカーなどもうまく使えなくなります。認知症になってからの買い替えは混乱を招くことになります。
・「倹約は大切」と言いながらセールスマンの口車に乗って高価な羽布団を何組も買ってしまったということも起こります。


どうですか?
ここまで見て自分があるいは家族の方が該当される方も多くいらっしゃると思います。
管理人も書きながら、そうだなとか注意しなければなと思うところがあります。
介護に負けないようにしましょうね。

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認知症の症状ー中核症状と行動・心理症状 [認知症]

こんにちは!
今日も介護に頑張ってるハム吉です!
大脳皮質基底核変性症の父が最近家の中をうろうろしています。
特にベッドとトイレの間を行ったり来たり。
トイレに入るわけではなく、何をしようとしているのかわかりません。
話しかけても何も答えないのでそのまま自由にさせています。

さて、今日は認知症の症状についてお話ししますね。

中核症状とは
脳の細胞が壊れることによって直接起こる症状を「中核症状」と呼びます。
記憶障害、見当識障害、理解・判断力の低下、実行機能の低下などが、これにあたります。


行動・心理症状とは
中核症状に対し、本人の性格、環境、人間関係等の要因が絡み合って、精神症状や日常生活における行動上の問題が起きてくることがあり、行動・心理症状と呼ばれます。

その他身体的症状
このほか、認知症にはその原因となる病気によって多少の違いはあるものの、様々な身体的な症状もでてきます。
とくに血管性認知症の一部では、早い時期から麻痺などの身体症状を合併することもあります。
アルツハイマー型認知症でも、進行すると歩行が拙くなり、終末期まで進行すれば寝たきりになってしまう人も少なくありません。
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中核症状1ー記憶障害
脳は、目や耳などから入るたくさんの情報の内、必要なものや関心があるものは一時的に蓄え、大事な情報は忘れないように長期間保存するようにできています。
しかし、脳の一部の細胞が壊れ、その働きを失うと、覚えられない、すぐ忘れるといった記憶障害が起こります。

記憶を司る器官(海馬)の働きをイソギンチャクと記憶のツボに例えて考えてみます。
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イソギンチャクの手が活発にはたらき、自分にとって大切な情報を選んで「記憶のツボ」に入れ、普段は思い出さなくても、必要な時に取り出すことが出来ます。

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一度にたくさんの情報を捕まえておくことができなくなり、「記憶のツボ」に入れるのに時間がかかります。
何度かトライすれば、大事な情報も「記憶のツボ」の中に入れることが出来ます。失敗もしますが、「記憶のツボ」の中から必要な情報を出すことが出来ます。

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イソギンチャクの手が衰えてしまうため、新しいことは記憶できず、聞いたことや大切なことも「記憶のツボ」に入れられなくなります。つい先ほど聞いたことも思い出せなくなります。

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「記憶のツボ」の中に入れて覚えていた昔の記憶も、大事な情報も消えていってしまいます。

加齢による物忘れと認知症の記憶障害との違い
加齢による物忘れ                認知症の記憶障害
経験したことが部分的に思い出せない⇔経験したこと全体を忘れている
目の前の人の名前が思い出せない⇔目の前の人が誰なのかわからない
物の置き場所を思い出せないことがある⇔置き忘れ・紛失が頻繁になる
何を食べたか思い出せない⇔食べたこと自体を忘れている
約束をうっかり忘れてしまった⇔約束したこと自体を忘れている
物覚えが悪くなったように感じる⇔数分前の記憶が残らない
曜日や日付を間違えることがある⇔月や季節を間違えることがある


イソギンチャクと記憶のツボの図で説明を受けた時、”なるほど!”と思いましたね。
母の普段の会話を聞いているとそのように感じます。
覚えていないことをあれこれ言っても意味もなく、混乱させるだけなんですね。
特に母の場合、話が好きでいろいろ話してくるので、おかしなことを言っているのがわかるのです。
そのような母の相手もしながら父の手助けをしながら毎日在宅ワークに励んでいます。
在宅ワークがなければ今頃どうなっていたでしょうか。

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認知症を理解する [認知症]

こんにちは!
ハム吉です。
今日も介護の合い間に書いてますが、暑いですね!
介護者も介護される側も熱中症とか気を付けましょうね。


今日は『認知症』についてです。
テレビでも良く特集で放送されていますし、
ネットでもいろいろなサイトで説明されています。
それだけ関心も大きく他人事ではないということでしょう。
管理人も毎日戦ってます(笑い)。


尊厳を持って最期まで自分らしくありたい。 これは誰もが望むことですが、この願いを阻み、 深刻な問題になっているのが『認知症』です。 今や老後の最大の不安となり、 超高齢社会を突き進む日本にとって最重要課題の一つとなってます。 『認知症』は誰にも起こりうる脳の病気によるもので、 85歳以上では4人に1人にその症状があると言われています。 『認知症』の人が記憶障害や認知障害から不安に陥り、 その結果周りの人との関係が損なわれることもしばしばみられ、 家族が疲れ切って共倒れしてしまうことも少なくありません。 しかい、周囲の理解と気遣いがあれば穏やかに暮らしていくことは可能です。 誰もが『認知症』についての正しい知識を持ち、 『認知症』の人や家族を支える手立てを知っていれば 「尊厳ある暮らし」をみんなで守ることが出来ます。



上記は認知症サポーターの講習を受けた際に頂いた
認知症サポーター養成講座標準教材の最初の部分です。
認知症サポーター養成講座を受けての感想としては、
正しい知識を持つことが何より大事だということです。
正しい知識なしで『認知症』と向き合うと大変なことになります。
とここまでは一般的なお話です。

そうは言っても『認知症』を理解はしていても自分の家族が相手で、
しかも毎日のこと。
毎日冷静にマニュアル通りなんかできるか!
これが本音ではないでしょうか?

管理人もそう感じている一人です。
毎日よくしてあげても機嫌が悪いとすぐに怒り始め、
認知症になったのはお前のせいだ!」とか
同じことを何度も何度も言われ、
面倒をかけたくないからと言いながら面倒がかかることばかりを言ったりしたり・・・。

管理人の場合大脳皮質基底核変性症パーキンソン症候群)の父がいますが、ほとんど話せないし左手は動かず、右手も握力がなく服の着替えも手助けがないとできない状態。
その父に対して認知症の母が攻撃を加えるのです。
なぜこんなことができない?
もっとはやくしなさい!

それに対してそういうことは言っても体が不自由だから出来ないよとか
毎回やさしく話をしても覚えていないのでまた同じ話を繰り返します。
もう嫌になりますよ。
ホントに。


ちょっと話がそれてしまいましたが・・・。
認知症』だけではないですが、正しい知識は必ず必要だということは間違いないと思います。


認知症』とは?
脳は人間の活動をコントロールしている司令塔です。
認知症とは、いろいろな原因で脳の細胞が死んでしまったりして、
脳の司令塔の働きに不都合が生じ、さまざまな障害が起こり、
生活する上で支障が、およそ6カ月以上継続している状態を指します。


脳の働き
脳は、記憶(覚える・思い出すなど)、感覚(見る・聞くなど)、思考(理解・判断など)、感情(喜び・悲しみなど)、からだ全体の調節(呼吸・睡眠・体温など)といった、生きていくために必要なほとんどの働きをコントロールしています。
これらの身体活動を司る機能が大脳にあります。
脳の大部分をしめる大脳は、左右の大脳半球にわかれます。
大脳の表面をおおっているのが大脳皮質で、前頭葉、頭頂葉、側頭葉、後頭葉の4つのブロックにわかれて、それぞれ異なった機能を分担しています。

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主な認知症の種類

認知症にはいくつかの種類がありますが、主なものとして、以下の4つが挙げられます。

アルツハイマー型認知症
レビー小体型認知症
脳血管型認知症
前頭側頭型認知症

・アルツハイマー型認知症
大脳皮質連合野や海馬領域を中心にβアミロイドというタンパク質のゴミ、
続いてタウタンパクが神経細胞内に蓄積し、神経細胞のネットワークが壊れると発症します。
比較的早い段階から記憶障害、見当識障害のほか、不安・鬱・妄想が出やすくなります。
認知症全体の約50%を占めると言われています。

・レビー小体型認知症
パーキンソン症状や幻想を伴い、症状の変動が大きいのが特徴です。
約15%を占める

・脳血管型認知症
脳梗塞、脳出血、脳動脈硬化などのために、神経の細胞に栄養や酸素が行き渡らなくなり、
その部分の神経細胞が死んだり、神経のネットワークが壊れて、
意欲が低下したり複雑な作業が出来なくなったりします。
約15%を占める

・前頭側頭型認知症
司令塔役の前頭前野を中心に障害されるため、
我慢したり思いやりなどの社会性を失い、
「我が道を行く」行動をとる特徴があります。

その他
前頭側頭型認知症、クロイツフェルト・ヤコブ病・AIDSなどの感染症や
アルコール中毒も認知症の原因となる病気です。
約20%を占める

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それぞれの認知症についてはまた別に説明をしたいと思います。

このような認知症と戦う本人や家族のためにも在宅ワーク副業を進めて、
介護に取り組むのがいいのではないでしょうか?


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介護者の在宅ワーク・副業の必要性~難病・認知症と戦う

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